毎週水曜日よる9時オンエア
地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)
言わずと知れた世界最高峰。標高8848メートルのエベレストへ向かいます。旅の始まりは標高2860メートルにあるルクラという町。ここから「エベレスト街道」と呼ばれる道が続きます。2日間トレッキングをし、たどり着いたのはネパールの少数民族シェルパ族が暮らす町、ナムチェバザール。登頂の経験があるシェルパのガイドさんに付き添ってもらい、エベレストを眺める絶景ポイント、シャンボチェの丘へ行きました。夕暮れ時、峰々が赤く染まる中、雲の間からエベレストと出会います。
赤道直下の太平洋に、いくつもの島が集まってできたキリバス共和国。今回は人が暮らす場所の中で世界最東端の、クリスマス島を旅します。旅の目的はもちろん、 “世界で最初の朝日”。まるで光と色の魔法のような、朝日に染まるクリスマス島の絶景をお届けします。
耳をつんざくような轟音、水煙…。アルゼンチンとブラジルに大きくまたがっているイグアスの滝。どちらの国からも滝が見られますが、全く違うイグアスの顔がのぞめるというのも魅力の一つです。さらに最高の絶景を体感するため、ヘリコプター・ツアーへ。滝の上まで上昇したとき、まるで大地を切り裂くようになだれ落ちるイグアスの姿を目にしました。
喧噪の大都会、エジプトの首都カイロから、ナイル川を越えギザへ。目の前に高さ100メートルを越す巨大なピラミッドが出現しました。約4500年前に一体どうやってこんな立派なピラミッドがつくられたのか…。そして最高の瞬間は人類の英知を集めた、巨大な建造物を真っ赤に染める夕日。遠くに見えるカイロの大都会と5千年前の古代のモニュメントが溶け込んでいました。
火の国と呼ばれる、ロシアのカムチャッカ半島へ。その所以は、密集する火山の圧倒的な数と、その恩恵にあずかる命の営みがあるから。数ある火山の中でも、一際美しい姿をしているのがクリュチェフスカヤ。雪に覆われた真っ白な山頂と完璧な円錐を描くその姿は、見るものを魅了します。夕暮れ時、その白い頭を赤く染める、もっとも美しい瞬間がやってきます。
オーストラリアの東岸におよそ2300キロも続く世界最大の珊瑚礁グレート・バリア・リーフ。総面積は日本の国土とほぼ同じという想像を絶するスケールですが、今もなお成長を続けているそうです。その珊瑚の楽園で、見る者を幸せにするという、ハート形の珊瑚礁、通称“ハートリーフ”を探しました。