「地球絶景紀行」世界にたった1つの絶景を探す、大人の紀行ドキュメンタリー

毎週水曜日よる9時オンエア

地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)

#234 黄昏のハイデルベルク(ドイツ) 2014/11/28 O.A.

ミュンヘン

日本からおよそ12時間かけて、南ドイツのミュンヘンに到着。ここはベルリン、ハンブルクに並ぶドイツ第3の都市です。町中を歩いていると…大勢が同じ方向へ歩いているのを発見。聞けば、全員、世界最大のビール祭り、オクトーバーフェストの会場へ向かっているとのこと。面白そうなのでついて行ってみることにします。会場に着くと……ものすごい人!観覧車から見下ろしてみると、人で埋め尽くされていました!ここまで来たからには、ビールも味わいたいと、盛り上がる会場の一つへ。陽気なグループの席に混ぜてもらって、この期間にしか味わえないビールを堪能。旅の行き先も教えてもらい、人々の熱気とビールに酔いしれました。

ボーデン湖〜マイナウ島

まず目指したのは、ドイツ最大の湖、ボーデン湖のあるフリードリヒスハーフェン。この湖はドイツ、オーストリア、スイスの三国にまたがっているのだそうです。その大きさを実感するためにも遊覧船に乗ってみることに。せっかくなので、「花の島」と呼ばれているマイナウ島に向かうことにしました。広さたった45ヘクタールの島は、一人の大公が木を植えたことから始まり、世代を超えて守られている庭園の島。四季折々の花が楽しめることから別名「花の島」と呼ばれているのだそうです。訪れた日には、ダリアが満開を迎えていました。色鮮やかなダリアと、島の中央に生い茂る木々、湖畔の庭園を満喫しました。

ハイデルブルク

最後に訪れたのは、古都ハイデルブルク。世界大戦の戦火を免れた町は、あちこちに歴史の香る美しい町。ガイドさんにその歴史を聞くと、町は、中心を流れるネッカー川からの洪水に何度も遭ってきたのだそう。最後にネッカー川にかかるこの町のシンボル、カール・テオドール橋から、美しい夕日を眺めます。