「地球絶景紀行」世界にたった1つの絶景を探す、大人の紀行ドキュメンタリー

毎週水曜日よる9時オンエア

地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)

#221 ルッゲルの輝く花園(リヒテンシュタイン) 2014/8/22 O.A.

ファドゥーツ

リヒテンシュタインへの旅は、スイス・チューリッヒからザルガンスという列車に乗ってスタート。ザルガンス駅からはリヒテンシュタイン行きのバスに乗り換えます。運転手さんが「もうすぐ国境だよ」と教えてくれて、楽しみに待っていると…ただ橋を越えただけ。リヒテンシュタインに入国した気分を味わえませんが、観光局で入国記念のスタンプを押してもらうことができました。早速、観光局で勧められた切手博物館へ。リヒテンシュタインは切手が世界的に有名なんだそう。そこでステキな風景の切手を発見。北部にある自然保護区で見られると聞いて、翌日行ってみることに。町を探索した後は、侯爵家ゆかりのブドウ畑のあるレストランで夕食。窓の外には丘の上に建つ侯爵家のお城、手には侯爵家が育てたブドウで作られたワイン。ちょっぴり豪華な気分を味わうことができました。

エッシェン〜シェレンベルク

翌朝、天気があまり良くなかったので、別プランをホテルの人に聞くと、貸自転車でのサイクリングを勧められて、エッシェンと言う町へ。ライン川沿いの自転車専用道路や、緩やかな上り坂の続く古い家並みが残された村などを走り抜けます。途中には牛や羊がのどかに草を食む姿も。そしてガイドさんお勧めポイントへ。そこは坂をもうひと上りした先にある、首都ファドゥーツを見下ろせる小高い丘の上でした。自転車に乗って火照った体を心地よい風が吹き抜けていきました。

ルッゲル

最後に向かったのは、切手博物館で見つけた景色を探してリヒテンシュタイン北部のルッゲルへ。一面にキンポウゲの花が咲く、黄色い花園に目を奪われます。小川の側を散策すればカッコウの鳴き声やコウノトリの姿も。小さな国の美しい自然を満喫することができました。そして、歩き続けて開けた場所に出てみると…切手に描かれた一本道。探していた絶景を見つけることができました。