毎週水曜日よる9時オンエア
地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)
南米大陸の北西に位置するコロンビア。到着したのはカリブ海の沿岸都市カルタヘナです。スペイン植民地時代に中南米の金銀財宝が全てここからスペインに送られていたという交通の要衝として栄えた港町。世界遺産にもなっているこの町をまずは観光馬車で散策することに。外敵から守るために作られた城壁、スペイン文化に影響を受けたコロニアル建築とまるでタイムスリップしたかのようで何だか圧倒されます。宿泊先は世界遺産の中に泊まりたいと、カラフルな家が多く残るサンディエゴ地区へ。ダイビングショップを経営するご夫婦にお世話になりました。夕食はご夫婦に連れられて地元の人気レストランへ。卵やチーズ、ひき肉などお好みの具材を入れ揚げたエンパナーダにビールを飲むのがカルタヘナ流です。食後は夜風を当たりながら町を散歩。昼は暑いため夜の町は諒を楽しむ多くの人で賑わっていました。
翌日、町から1時間の所にあるトトゥモ火山へ。実はここ地下2800Mから吹き出る泥の温泉という不思議なトコロ。そんな泥風呂に美人ツアーガイドに連れて行ってもらいました。ここの泥はきめ細かく美容にいいと女性たちに人気のスポットなんです。コロンビアの美女たちはココでお肌のケアをしているんですね。
旅の終わりは再び町の中心に。この町を守り続けてきたサンフェリペ城塞へ行きました。一度も攻め落とされたことがないという堅牢な城塞。その内部は、敵の侵入を防ぐため迷路のような通路が張り巡らされています。ガイドとともに城塞の頂上へ。そこは西側がカリブ海、東側が町から内陸にかけて見渡す事ができます。ここで町の奥に丘にそびえる教会を発見。タクシーで向うと、そこは金で作られた祭壇があるポパ修道院でした。ここには町を一望できる展望台があります。海の彼方に落ちる夕日に照らされる町並みはまさに絶景でした。