毎週水曜日よる9時オンエア
地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)
常夏の楽園、フィジーは300を超す島々からなる国。島ごとに多彩な自然が溢れ、美しいパノラマが旅人を迎えてくれます。今回の旅の舞台は、フィジーの玄関口となっているビチレブ島のナンディ。高い建物もあまりなく、のんびりした雰囲気の町。人々で賑わっていると言うマーケットに早速、足を運んでみることに。
マーケットにはスイカやオレンジ、パイナップルなど美味しそうなフルーツが山積みになって売られています。その積み方も、とっても独特…こうしたところにその国らしさ、みたいなのが見えてくるのかもしれません。
フィジーでの宿泊は、ビチレブ島で最も美しいと言われているナタンドラビーチへに建っているリゾートホテル。バスタブからもビーチが見られる、とてもゴージャスなお部屋。目の前のビーチからは夕陽がキレイに見られるそう。でも、まだ時間があるので、ちょっぴり辺りを散策に…。見つけたのは、なんと、100年以上も走っている古い鉄道の駅。早速、レトロな赤の列車に乗って、小さな旅へと出発!列車は、サトウキビ畑の真ん中を通りぬけていきます。実はこの鉄道、19世紀に始められたサトウキビ栽培で採れたサトウキビを運ぶための列車を観光用に走らせているものなのでした。 列車が走っていると、地元の子供たちが手を振って見送ってくれます。そんなときは必ず、「ブラ!」と一声。フィジー語で「こんにちは」の意味です。可愛らしい笑顔を元気いっぱいの「ブラ!」。本当に、フィジーの人々は温かいのです。
旅の最後に向かったのは、ビチレブ島の西に浮かぶ小さな島々。中でも人気の高いリゾートアイランド、マナ島をめざします。あざやかな緑に覆われた小さな島で、伝説の聖地でもあるそうです。この島は、島全体が、ひとつのリゾートホテルになっていて、ホテルの部屋は広くてとってもおしゃれ。ここでもフレンドリーな人々が歌などで出迎えてくれます。フィジーには「ここを一度訪れたものは、必ず再び帰ってくる」という素敵な伝説があるそうです。