「地球絶景紀行」世界にたった1つの絶景を探す、大人の紀行ドキュメンタリー

毎週水曜日よる9時オンエア

地球は絶景の美術館。世界にたった1つの絶景旅行ガイドをあなたに。2泊3日で行く、夢の旅にご案内いたします。(旅人:森高千里)

#8 最南端祈りの海へカニャクマリ(インド) 2010/5/28 O.A.

マハラジャの街マイソール

最初の目的地はマイソールは、かつて“マイソール王国”として600年あまりの間繁栄した王国の首都だった街。その為マイソールには、マハラジャ時代を偲ばせる歴史ある場所などが数多く残されています。 その1つがマハラジャが暮らした「アンバ・ヴィラス宮殿」。様々な建築様式が取り入れられ独特の世界観を見せるユニークな建物です。マハラジャが現在の私たちに残してくれた絢爛豪華な宮殿を紹介します。

マドゥライ・ミナクーシ寺院

マドゥライはヒンドゥー教の寺院「ミナクーシ寺院」の門前町。ミナクーシとは人々に敬愛される女神の名前です。壮麗な寺院は、周囲を壁で囲われ巨大な塔門が東西南北それぞれに4つ建てられています。その大きさは最大で60メートルもあります。この寺で見ることが出来る絶景は、祀られているミナクーシ女神とその夫とされるシヴァ神夫婦にまつわる、ちょっとユニークな儀式です。数百年に渡って毎日続けられてきたその儀式とは一体どんなものなのでしょうか?

インド亜大陸最南端

旅のゴールはインド最南端の町カニャクマリ。この町はベンガル湾、インド洋、アラビア海、3つの海が交わる場所です。実はこの3つの海それぞれ“色”を持っています。その証拠でもある“砂”がニャクマリの海岸線に打ち寄せます。赤、黒、黄、3色の砂が混ざり合う自然のアートはまさに絶景です。そして、カニャクマリはインド中から巡礼者が訪れる聖地でもあります。人々の目的は、海にのぼる朝日を見ながら海水で沐浴すること。その神秘的な様子を堪能します。