2015年6月1日(月)放送
2015年3月14日に開業した北陸新幹線。
東京駅からおよそ2時間30分で行く事が出来る城下町・金沢から旅はスタート。
「世界で最も美しい駅」に選出された金沢駅を出て、風情ある街中を人力車で散策しながら、歴史情緒あふれる世界を愉しみます。
加賀百万石の歴史を堪能した後は、「JR七尾線」と「のと鉄道」に乗って、ドラマやアニメの舞台として人気の能登半島を巡ります。
羽咋駅で下車し、縁結びのご利益があるとして人気の氣多大社へ。
七尾駅では、日本一大きな山車「でか山」が狭い町なかを行く「青柏祭」に参加します。
七尾駅からは、「のと鉄道」の旅。
2015年4月から運行を開始した「のと里山里海号」に乗って、能登の奥へ。
窓の先には、日本で初めて世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」と言われる新緑の森や田園、青い海…。
獲れたての海の幸を頂き、日本の原風景を眺めながら、能登半島を満喫する旅にご案内します。
2015年3月に開業した北陸新幹線。「かがやき」に乗れば東京駅から約2時間30分で金沢駅に到着です。
「世界で最も美しい駅14選」に選ばれた事もある金沢駅。
金沢城。街は今でも歴史情緒が色濃く残ります。
金沢からは七尾線に乗って能登半島へ。田園風景の中を走ります。
七尾駅では「青柏祭」が行われていました。日本一の大きい出汁が街をまわります。
2015年4月にデビューした、のと鉄道の観光列車「のと里山里海号」。日本海のような美しいブルーが印象的です。
大きな窓から見えるのは、黒く光る能登瓦と七尾湾。
今回の宿泊は和倉温泉の多田屋さん。貴賓室「利休」で海を見ながら癒しのひと時。
和倉温泉から鉄道に乗る前に、ちょっと寄り道。松本清張「ゼロの焦点」の舞台となった、能登金剛・巌門へ。
各駅停車にも乗って沿線を楽しみます。田んぼと海の中を走る列車の旅、心が和みます。
能登半島で獲れる春牡蠣。3月から6月までが食べごろだそうです。
能登中島駅にある郵便列車「オユ10」。現在は日本に2両しかない貴重な車両です。ふるさと鉄道保存会が管理・所有しています。
旅の締めくくりは白米千枚田。能登の里山里海を象徴する風景です。