2015年2月9日(月)放送
「この鉄路こそは沿線住民の生活・経済・文化の動脈たり」。
記念碑に刻まれている言葉のように、昭和59年から人々の生活に欠かせない交通手段として運行されてきた三陸鉄道。
2014年、東日本大震災から3年を経て全線復旧しました。
この三陸鉄道で冬の風物詩として人気なのが、久慈駅と宮古駅を結ぶ北リアス線の「こたつ列車」です。
2015年3月29日までの土休日、一日一往復のみ運行の列車。
予約しないと食べられない海鮮弁当を食べながら美しいリアス式海岸の景色を見て、そして走行中には岩手県の伝統行事「なもみ」のイベントなど…乗る者たちを楽しませてくれます。
「こたつ列車」で宮古駅に着いた後は、改めて沿線沿いの魅力を探しに通常車両に乗り込みます。
日本三大鐘乳洞のひとつ”龍泉洞”を目指し「小本駅」で、そして三陸を代表する景勝地の北山崎への玄関口「田野畑駅」で下車し、冒険気分で三陸を満喫してみましょう。
季節限定の「こたつ列車」。久慈駅と宮古駅を結びます。
人気車両のため、いつも、ほぼ満員です。
「こたつ列車」では、岩手県の伝統行事・なもみが登場。
断崖絶壁の景勝地・北山崎。リアス式海岸の象徴。
北リアス線の通常列車。可愛らしい車両です。
日本三大鐘乳洞のひとつ”龍泉洞”。最寄り駅は「小本駅」です。
三陸と言えば、海の幸。新鮮なアワビがとても美味しいです。
海沿いを走る北リアス線。東日本大震災を乗り越え、人々に元気を与えてくれます。