クリスマス・シーズンになると、必ず聞こえてくる季節の定番ソング「ホワイト・クリスマス」。1942年にビング・クロスビーによって吹き込まれたオリジナル盤は、リリース後14週連続全米NO.1に輝き、以来、全世界で4500万枚ものセールスを記録している。ギネスにも認定された「史上最も売れたレコード」だ。この曲は、アメリカ・ポピュラー音楽の礎を築いた作曲家アーヴィング・バーリンによって書かれた。
番組では、この曲がテーマ曲となった2本のミュージカル映画『スイング・ホテル』、『ホワイト・クリスマス』を紹介しながら、「ホワイト・クリスマス」の魅力に迫る。また、この曲を歌い続けている尾崎紀世彦氏、若き日にこの曲と出会ったジャズ評論家、瀬川昌久氏らに話を伺う。
さらにニューヨークでは、作者のアーヴィング・バーリンをよく知るピアニスト、テリー・ウォルドー氏を訪ね、永遠のスタンダードが生まれた背景など、貴重な話を聞く。