#131 「男が女を愛する時」パーシー・スレッジ



出演者

  • カルヴィン・ルイス(作者)
  • ハウエル・スレッジ(パーシー・スレッジの息子)
  • ジミー・ジョンソン(レコーディング・エンジニア)
  • スプーナー・オールドハム(オルガン)
  • アルバート・ジュニア・ロウ(ベース)
  • デイヴィッド・フッド(マッスルショールズのミュージシャン)
  • ロドニー・ホール(「FAME」スタジオ創設者リック・ホールの息子) 他

放送内容

パーシー・スレッジの歌う「男が女を愛する時」。

アラバマ州の病院で働きながら地元のバンドで歌っていたパーシー・スレッジが初めてレコーディングをしたのがこの曲だった。

「男が女を愛する時
他のものは何も見えなくなる
この素晴らしい愛のためなら
世界と引き換えにしてもかまわない」

恋する男性の心情を歌ったラブソングは1966年4月にリリースされ、すぐにアメリカのR&Bチャート1位に。
そして全米チャートでも2週間にわたり1位の座をキープ。
リリース元のアトランティック・レコードにとっても初のNo.1レコード、初のゴールド・ディスクとなった。そしてこの曲のヒットにより、レコーディングスタジオがあったアラバマの田舎町マッスルショールズの名前が広まった。

60年代ソウル・バラードの代表となったこの曲は数々のアーティストにカヴァーされた。
マイケル・ボルトンのカヴァー(1991年)では再び全米1位に。その後もコマーシャルや映画などに度々使用され、時代を超え、世界中で愛される曲となった。

この至極のバラードはいかに生まれたのか…関係者への取材により誕生秘話を探る。


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