今回取り上げる一曲は、ロス・ロボスの「ラ・バンバ」。「ラ・バンバ」は、元々メキシコ・ベラクルスの民謡(ソン・ハローチョ/Son Jarocho)の代表的な一曲で1958年、リッチー・ヴァレンスがロック調にアレンジして大ヒットする。それから約30年後、飛行機事故で他界したリッチー・ヴァレンスの生涯を描いた映画『ラ★バンバ』のサウンドトラックでロス・ロボスが「ラ・バンバ」を歌い再ヒットとなった。ロス・ロボスは、ロックにメキシコ音楽の要素を取り混ぜたバンドとして独特のサウンドを武器に活動。番組では「ラ・バンバ」発祥の地・メキシコ・ベラクルスなどを訪問。また、ロス・ロボスのメンバー、セサル・ロサスとデイビッド・イダルゴにインタビューを敢行。「ラ・バンバ」が持つ音楽的背景からカバーするに至った経緯など興味深い秘話の数々を明かす。