「ふられた気持(原題 You've Lost That Lovin' Feelin')」は1964年にライチャス・ブラザースが歌い全米1位となった曲。
ライチャス・ブラザースは低音のビル・メドレーと高音のボビー・ハットフィールドによるブルー・アイド・ソウルのデュオとしてデビュー、フィル・スペクターのフィレス・レコードに移籍してのファーストシングルがこの曲だった。
バリー・マン&シンシア・ワイルというヒット曲を生み出してきたソングライターチームが作った、恋が終わりそうな予感の哀しいラブソングを、フィル・スペクターならではの重厚なサウンドで表現。
レッキング・クルーによる演奏はウォール・オブ・サウンドの最たるものと評価されている。
アメリカでは今でもラジオやテレビで頻繁に使われ800万回以上も放送されているという。
番組では、ライチャス・ブラザースのビル・メドレー、ソングライターチーム、当時の関係者に話を聞いた。