アルバート・ハモンドによる1972年の大ヒット曲「カリフォルニアの青い空」。「南カリフォルニアはなかなか雨が降らないが、降ったら土砂降りだ」と歌詞にあるように、成功を夢見て都会に出たが夢破れる厳しい世界ということを歌っている。
実はアルバート自身の体験が元になってできた曲だという。
アルバートはその後もミュージシャンとしてだけでなく、多くの楽曲をさまざまなミュージシャンに提供し、ソングライターとしても活躍を続けている。
アルバート・ハモンドにこの曲ができた背景や自身の音楽について語ってもらった。
そして、この曲を含むアルバムは、元々イギリスで音楽活動をしていたアルバートがアメリカに渡っての最初のアルバムだったが、そのレコーディングに参加したセッションミュージシャンは、レッキング・クルーをはじめとする当時のウエストコースト音楽を代表する面々だった。
彼らにこの曲のレコーディングについて、そして当時のウエストコーストの音楽シーンについて話を聞いた。