2024年10月19日(土)放送

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#115

ゲスト
増田惠子

  • 曲名

    慕情

  • アレンジ

    十川ともじ

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1970年代後半、日本中を熱狂させた伝説のアイドルデュオ、ピンク・レディー。その一員として輝きを放った増田惠子さんは、解散後もソロ歌手として精力的に活動を続けています。今夜は、ピンク・レディー時代の秘話とともに、彼女が選んだ特別な3曲を、当番組ならではの豪華なサウンドと共にお届けします。

増田惠子さんが憧れるアーティスト、中島みゆきさんの名曲「慕情」をカバー。ピンク・レディー解散後、ソロデビュー曲「すずめ」で中島みゆきさんから楽曲提供を受けた増田さんは、「みゆきさんは、私にとって神」と語るほど強い思い入れがあります。アレンジを手掛けるのは、中島みゆきさんのバンドメンバーとして数多くのステージを経験してきた十川ともじさん。「慕情は何回弾いたかわからない」と語るほど楽曲を熟知する十川さんのアレンジと、増田さんの繊細で力強い歌声が見事に融合したセッションをお楽しみください。

  • 曲名

    Del Sole

  • アレンジ

    冨田恵一

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続いて披露するのは、2022年にリリースした「Del Sole」。コロナ禍の中で生まれたこの楽曲は、ピンク・レディー時代を思い起こさせるような軽快な4つ打ちビートが特徴で、心踊るダンサブルなナンバー。冨田恵一さんがアレンジを手掛け、管楽器の音色が心地良いフレンチポップスを意識したノリノリのサウンドに仕上げました。“ピンク・レディーのケイ”を彷彿とさせる増田さんのパフォーマンスにご注目ください。

  • 曲名

    愛唱歌

  • アレンジ

    船山基紀

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最後の曲は、作詞家・阿木燿子さんと作曲家・宇崎竜童さんの名コンビが手掛けた「愛唱歌」。阿木さんが増田さんの自叙伝を読んで、「ケイちゃんのMy Wayのような詞を書きたい」と思いを込めて作詞した楽曲です。
アレンジを務めた船山基紀さんが、ホルンとストリングスの音色をフィーチャーした優しいサウンドで包み込み、思わず増田さんの目にも涙が光ります。
増田惠子さんの魅力あふれる人生を凝縮した30分です、心ゆくまでお楽しみください!

出演者コメント

増田惠子
サウンド・イン"S"が始まった当時、私はヤマハのボーカルスクールで本格的に歌手を目指してレッスンをしながら、プロアマとしてもステージに立っていましたので、この番組を初めて見た時は衝撃でした。
洋楽のカバーでジャズやアメリカンポップスばかりの歌をステキなセットでダンサーを従えて歌うカッコ良さは正にアメリカのショーを見ている様でした。
その後私は、1976年、1980年と確か2回出演させて頂いています。

そして今回はソロとして歌わせて頂いて、とても嬉しかったです。

選んだ楽曲は、ソロデビュー40周年記念アルバムの中の新曲
♪Del Sole

宇崎竜童さん、阿木耀子さんに書いて頂いた私にとってのMy Wayの様な曲
♪愛唱歌

そして、心を射抜かれた中島みゆきさんのカバー曲
♪慕情
を歌わせて頂きました。

アレンジャーは、冨田恵一さん、船山基紀さん、十川ともじさんの素晴らしい方々が愛を込めてアレンジして下さいました。

当日の収録は、ミュージシャンの演奏もセットも何もかもが贅沢で、夢の様な時間でした。
本当に楽しかったです!
是非、ご覧下さい。