過去の放送

• 出演

  北村英治
  

• アレンジ

  斎藤ネコ（「Memories Of You」）

世界のジャズシーンを彩るクラリネット界のレジェンド・北村英治さんは、94歳となった現在も輝きを放ち続けるトッププレイヤーです。
今回は、なぜ94歳まで現役を続けられているのか、そのジャズメンならではの生き様を紐解きつつ、世界を魅了してきた美しい音色を、心ゆくまでご堪能ください。

1929年、東京生まれの北村さんは14歳でクラリネットに出会い、1951年にプロデビュー。ジャズに魅了されたキッカケは、1930年代半ばに一時代を築いたベニー・グッドマンの1枚のレコードでした。北村さんが27歳の時には、憧れのベニー・グッドマンと共演する機会が…そんな貴重なエピソードと共に、思い出の楽曲「Don’t Be That Way」を披露してくれます。

ベニー・グッドマンの代表曲「Memories Of You」は、ストリングスや管セクションが加わり、総勢33名でセッション。北村英治クインテットのメンバーだったピアニスト・小川俊彦さんの譜面を元に、斎藤ネコさんがアレンジを務め、当番組ならではのゴージャスなサウンドでお届けします。

さらに、モダンジャズクラリネットの第一人者、バディ・デフランコが北村さんに書いてくれた楽曲「For Eiji」や、ジャズピアニストの巨匠、テディ・ウィルソンとの思い出の楽曲「Someday Sweetheart」も披露します。

また、毎月行っている銀座スウィングでのLIVEにも密着。
そこでは、10歳のクラリネット奏者と、年の差84歳にもおよぶ希少なセッションが実現。
演奏だけでなく語る一言一言からも感じられる、北村英治さんの人間味あふれる魅力にたっぷりと触れる30分です。ぜひお楽しみください。