今回の列伝は細川ガラシャ。父明智光秀が起こした本能寺の変により、「謀反の娘」の宿命を背負い、救いを求めてキリスト教に入信、そして関ヶ原の戦い前に人質の道を選ばず自害する。彼女の波乱の人生は本当に悲劇だったのか!?戦国一の美貌を誇ったガラシャの、戦国乱世に翻弄された人生に迫る!
慶長5年、天下分け目の関ヶ原の戦い。徳川家康率いる東軍が勝利したが、その勝利の陰に、細川ガラシャという一人の女性の存在があった。明智光秀の三女として生まれ、東軍の有力大名・細川忠興に嫁ぎ、キリシタン迫害の機運の中、キリスト教に入信、そして最期は敵方石田三成の人質となることを拒み自害を遂げた。戦国の波に翻弄されたその壮絶な人生に迫る!
ガラシャといえば…美貌で薄幸の女性という
イメージしかなかったけど、
こんなに気骨ある人物とは思いもよらなかった。
鎧はきていないけど、心は「女武士」。
男社会に一矢を報いた颯爽たる最期だったと思います。