今回の列伝は、智謀を持って戦国の世を戦い抜いた真田一族。2週にわたって、その強さの秘密に迫る。”攻め弾正”と呼ばれ武田信玄を支えた幸隆。変幻自在な外交戦略で「表裏比興の者」と言われた策士・昌幸。徳川を2度破り、伝説を生んだ幸村。天下分け目関ヶ原の戦いを前に、真田家生き残りのために下した決断、「犬伏の別れ」の真実とは?
今回の列伝は、戦国最強真田三代、2週連続のスペシャル前編。真田三代とは、あの真田幸村の祖父・幸隆(幸綱)、父・昌幸、そして幸村(信繁)の3人の戦国武将のこと。強者が乱立する中、弱小でありながら、知略と決断によって強かに生き抜き、後世に最強とその名を知らしめた男たちである。その強さの秘密は、乱世を懸命に生き延びようとする強い意志にあった。前編では、幸隆、昌幸の強さとその生きざまに迫る。
痛快な親子!巨大勢力徳川に、頭脳と策謀で
立ち向かい、こてんぱんにやっつけてしまった。
でも、その陰には、領民への思いやりと、
良い政治があったことを知りました。