#85 「憧憬溢るる峠道 霞沢岳」（9月5日 放送）
長野県松本市、飛騨山脈南部に位置する霞沢岳。標高2,646m。日本二百名山の山の一つである。
上高地を挟んで穂高岳と対峙する位置にあり、山頂からの眺めは、まさに穂高連峰の展望台と言える。
今回この霞沢岳に挑むは、海洋冒険家の白石康次郎さんと山岳ガイドの赤沼千史さん。
登山ルートは島々谷から徳本峠を越え挑む歴史ある峠道。
【 ロケ日： 7月30日～7月31日 】
今回挑むルートは、鎌倉時代から民の生活に欠かせない道として発展した登山道。日本の近代登山の父・ウォルターウェストンや芥川賞でご存知の芥川龍之介などの文化人がこよなく愛した峠道である。
白石さんは古の峠道に足を踏み入れ、静かに山と語りあい、次の目標となる山を目の当たりにします。
晴天の中で挑んだ霞沢岳でしたが、なんとガイドもびっくりする程のブヨが大量発生！
とにかくいい景色を前に、ブヨに邪魔をされカメラマンはイライラ。
さすがの白石さんも精神的に参っていました。
これも温暖化の影響なのでしょうか。夏山はブヨ対策必須です。