#82 「有明山 終わりなき急登に挑む」(8月1日 放送)
長野県安曇野市に位置する有明山。標高2,268m。
岩戸神話の伝説が語られる山岳信仰の霊山であり、山麓に有明山神社が置かれている。
その山容から有明富士(信濃富士、安曇富士)とも呼ばれ、
地域の民謡である、安曇節の一節に有明山が歌われていたりと古来より地元の人々に親しまれる。
そんな由緒ある山に今回挑むのは、海洋冒険家の白石康次郎さん。
山岳ガイドの赤沼千史さんとの名タッグで、修験道へと挑む。
【 ロケ日: 7月2日~7月3日 】
明治時代まで、峻厳な修験道として各地から訪れる修験者が登頂しており、その道は当時のままの姿で残る。
今回の山頂までのルートは、急登の連続や、鎖場やロープが随所にあり、まさに修験のための道と言えるほど非常に難路である。
幾度となく山を乗り越えてきた白石さん、かつて先人たちが歩んだ険しい修験の道を制すことができるのだろうか。そして山頂にたった時、白石さんはいったい何を思うのか。
とにかく急登が永遠に続く。これにつきる山です。
これまで白石さんと劔岳や富士山を共にしてきましたが、それらを上回る険しい登山でした。
それなりに山に対して自信がついてきたのに、今回の有明山で改めて山の難しさを実感しました。
次に繋げるべく勤しみます。
下山して浸かった温泉は最高でしたね。