#66 「雪紋描く白銀の峰 北八ヶ岳」(1月31日 放送)
長野県と山梨県にまたがる八ヶ岳連峰の一角「北八ヶ岳」。穏やかな山並みが広がり白銀のパノラマが望める北八ヶ岳は、昔から雪山入門登山として親しまれている場所である。広大な雪原や樹氷など登山者を魅了する。
今回臨んだルートは、初日に北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅→雨池峠→縞枯山→茶臼山→大石峠→麦草ヒュッテ。翌日は麦草ヒュッテ→五辻→坪庭→北横岳という北八ヶ岳を周回する1泊2日の行程。
挑んだのはマラソンランナーの谷川真理さん。マラソンの大会がある度に北八ヶ岳の麓で合宿などでトレーニングを積み重ねていたという。これまで見上げる存在でしかなかった北八ヶ岳に初めて挑む。
【 ロケ日: 1月14日~1月15日 】
いまだ現役で走り続ける谷川さんが挑んだ厳冬期の北八ヶ岳。冬山登山は初体験の谷川さんは、スノーシューや下りの登山道に苦労したが、持ち前の体力でカバーし挑んだ。
そして雪原に広がる樹氷の美しさに心を奪われ冬山でしか味わう事のできない自然の神秘に魅了される。
初日と2日目の天候の変化に冬山の厳しさを体感する谷川さん。頂きに立った時に谷川さんは何を感じるのか注目。
初日の天気は陽光な日差しで登山日和だったが、2日目は朝から天気が悪化し撮影隊は、レンズ前についた雪をぬぐい去る作業に終始悩まされたロケでした。
一方の谷川さんは、初日のロケから終始上機嫌。樹氷を眺めている姿はまるで少女でした。
しかも持ち前の体力は、さすが現役ランナー。アップダウンの勾配、急登などで一度も息が上がることなく、ロケを終えた事に谷川さんの強靭さに驚くばかり…。今度はもっと険しい所へ連れて行きたくなるほどでした。