毎週土曜 よる9:00~9:54

#51 「火と水の神宿る霊峰 鳥海山」(8月2日 放送)

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山形県と秋田県の県境に位置する鳥海山・標高2236m。活火山である山は古来より「大物忌神」と呼ばれ神そのものと考えられてきた。火山が作り出した山岳風景は雄大で登る者を圧倒する。

日本有数の米どころ・庄内平野を見守るように立つ独立峰は日本海に裾野を降ろし、熱帯雨林なみの雨量を湧水として麓の人々にもたらす恵みの神とも考えられた。

この山に登るのは茨城ゴールデンゴールズの選手兼監督・片岡安祐美。雪の志賀高原で初めて手つかずの自然に触れた片岡が標高差1200mの夏山に初挑戦する。

【 ロケ日: 7月7日~12日 】

見どころ
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花の山としても知られる鳥海山。氷河時代の生き残りと言われる高山植物は東北の厳しい冬を乗り越え、この時期さまざまな花が可憐な姿を見せていた。

植物の緑と雪渓の白のコントラストの登山道を抜け鳥海湖を過ぎると山容は一変し、山頂・新山を取り囲むように屹立する外輪山の岩場は登る者を試すように荒々しい。

千変万化する山容と天候のはてに辿り着いた山頂で片岡を待ち受けていたものとは?そして濃霧のなか朝日を待つ片岡の願いはとどくのか?


取材後記
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今回参加していただいたガイドチームのMさんは鳥海山の秋田側に暮らすマタギの方。
山頂小屋で食べた熊肉は美味しく力がでました。でもMさん親父ギャグ多過ぎます!