#17 「木曽御嶽 天空の社が守る霊峰」(9月7日 放送)
長野と岐阜にまたがる木曽・御嶽山(おんたけさん/3067m)。
元々は宗教登山で栄えた山で、歴史のある登山道が何本もあり、今も人々の信仰が息づく霊峰です。
山頂からは、日本の山々を見る事ができる事から、登山者にも人気の山。
今回は、宍戸開さんが霊峰での絶景を求め、古から続く祈りの道をたどり霊峰の頂を目指します。
滝が多い山として知られ、それぞれが個性を競い合い、山頂部には、日本で最も高い湖沼・二ノ池がコバルトブルーに輝き、龍神が住むと伝えられる三ノ池の水は、腐る事のない水=御神水とされているだけに透き通っています。
宿泊は、五の池小屋と石室山荘。五の池小屋は数年前に改築されたため、木の香りでいっぱいです。
そして、石室山荘で宍戸さんの疲れた身体を癒してくれたのは、お風呂。雲と同じ高さにあるお風呂からは、広大な景色を見る事が出来ます。夜には、満天の星空が。御嶽山に降り注ぐような星をご覧下さい。
梅雨も開けた8月、お天気の心配はありませんでしたが、逆に夏の灼熱の太陽に苦しめられました。
標高2400m付近からは下界と比べると気温は低いのですが、太陽を近く感じるせいか、体感温度は歩を進めるごとに上がります。それでも標高3067mから対面する御来光、見渡す限りの雲海に勝るものはありませんでした。
「御神水」で知られる三の池は、是非行って頂きたいスポットです。神々が宿る山を心身共に感じることが出来ました。そして、五の池小屋で食べたピザ!美味しかったです!!