2024年12月22日(日) ひる12:00~
#34「ごみ」
今回のテーマは「ごみ」。現在、日本国内のごみ排出量は約4034万トン。
そんな中、そのごみの最終処分場となる埋め立て地は、平均であと23.5年で満杯になってしまうという。最もごみの排出量が多い東京都は、HP内で「東京港内に新たに設置することはできない」と述べている。埋め立て地を設置するには様々な条件がある。
例えば、地盤の強さや地震といった災害が起きた時の安全性、コストを考慮し運搬のしやすさ、そして、昭和に起きた「東京ごみ戦争」に代表される環境への影響。何より周辺住民の理解が必須となり容易ではない。そんな待ったなしの状況で求められるのは、より一層のリサイクル。
海外では生ごみの堆肥化が義務化されているが、その中で注目される日本発のコンポストがある。また、未来のごみ処理方法として、ごみを高温のプラズマによって、燃やすのではなく気体化させるという最新技術を紹介する。
【出演】関口宏、西内啓(統計学者)、若林淑子(構成作家)
【ゲスト】高橋史武(東京科学大学 環境・社会理工学院 教授)