中西が初めてクラブを握ったのが、なんと南米アルゼンチンのブエノスアイレス。
製造技術を海外でライセンス販売するために、赴任していたアルゼンチンで、商社の日本人の友人に勧められ、ゴルフをすることになったが、最初に中西が連れて行かれたのが、意外にも・・・靴屋であった。
そう、クラブを握るより先に、スパイクを作ったというのだ。しかも、オーダーメイド。一見するとぜいたくに見えるが、これが、アルゼンチンのスタンダードだという。
また、ゴルフ場の広大さにも中西は度肝を抜かれた。
雄大な自然とは対照的に緻密な体の動きが必要とされるゴルフの妙に引き込まれていった。
また、ゴルフ上達のために雑誌を集め、連続写真を見てスイングをじっくり分析する。
努力をすれば結果がついてくるゴルフは、まさに研究肌の中西にぴったり。
中西宏幸がゴルフから学んだグリーンの教え、
「安全第一、結果はついてくる」にあなたは何を感じるだろうか?
今回のゲスト
三井化学相談役 中西 宏幸
総合化学メーカーの大手/三井化学の相談役、中西宏幸(72歳)。
東北大学大学院で工学研究科の博士課程を修了し、三井石油化学工業(当時)に入社
その後、中西は取締役として、約2000人の従業員を束ねる工場長を務め、1999年、三井化学の社長に就任
三井化学は国内に6つの工場を持ち、社員は1万2千人を超える。
ちなみに、ゴルフボールの表面をコーティングしている「ハイミラン」という素材で、三井化学は国内の市場でシェア90%以上を誇る。
2005年からは会長職に。そして、現在は、相談役として会社のために尽力する中西が、アルゼンチンで始めたというゴルフライフとは?
収録を終えて
by 岡田理江中西 宏幸さんのグリーンの教えは!
『安全第一、結果はついてくる』
中西さんとお話させていただくと、とても優しい人柄にホッとしてしまいました。ゴルフも化学も、研究され、今は楽しいゴルフをしていらっしゃることが伝わってきました!そして何より、顔を突き合わせて話しをする大切さを教えて頂きました。
次回のゲスト
オールアバウト 代表取締役 江幡 哲也
江幡哲也、45歳。
ネットの情報は氾濫し正確な情報を持つ「人」こそがより大切になるという考え、“人ネット構想”を具体化させた「All About」。
専門家が内容に責任を持つことで、ユーザーに信頼性のある情報を提供するという企画は1987年に入社したリクルート時代の96年頃に発案。
ネットが普及するのを先に見越して情報が氾濫した時に情報の正確性、専門性をもっている人が大事になると考えた。
だが、その企画は早すぎて理解されず、起業を決意したのは1999年、その後リクルートの後押しもあり2000年に独立した。
そんな江幡のゴルフライフとは?