論理的に戦略を練り、ビジネス成功のためのノウハウを常に考えている成毛だけに、ゴルフでもさぞかし、戦略的で緻密な考え方をするかと思いきや・・・
なによりも大切にしてもいるもの
それは、流れ・・・
マイクロソフトにに入ったのも、実際のところ運であり、時の流れを感じた。これは自分の意志だけではどうにもできない。
成毛はゴルフから自然との闘いであったり、偶然が起こす結果に一喜一憂する楽しみを見出したのだ。
運を作る為に、どれだけ自分でチャンスを作れるかが肝要。ポジティブな姿勢が流れを呼び込み、また流れに乗れば運が持続する。
それはゴルフのみならず、ビジネスの場においても影響が大きいと感じるようになったという。
成毛眞が学んだゴルフの教え・・・
「サイコロを振った数だけ流れをつかめる」にあなたは何を感じるだろうか?
今回のゲスト
インスパイア取締役ファウンダー、元マイクロソフト社長 成毛 眞
大学卒業後、自動車部品メーカーを経て、1982年、編集者を目指し株式会社アスキーに入社。
ところが、入社翌日、関連会社への出向を命じられる。それがマイクロソフトがアスキーと設立した国内総代理店「アスキーマイクロソフト」である。
86年にアメリカマイクロソフト社100%出資の日本法人、マイクロソフト株式会社が誕生すると、91年には35歳という若さで代表取締役社長に就任。すぐさま組織改革を断行し、特に営業に力を注いだという。
そして、トヨタ自動車において社内のコンピューター全てにマイクロソフトのOSを導入を成し遂げる。
それがきっかけとなり、マイクロソフトの国内シェアは大躍進を遂げる事となる。
成毛はマイクロソフトの国内での成長を表舞台で支えた立役者となったのだ。
2000年に退職し、自ら立ち上げた投資・事業開発のコンサルティング会社、インスパイアを設立。取締役を務める傍ら、スルガ銀行、ゲームメーカー、スクウェア・エニックスなど、さまざまな企業の社外取締役、顧問などを兼務している。
収録を終えて
by 岡田理江成毛 眞さんのグリーンの教えは!
『サイコロを振った数だけ流れをつかめる』
成毛さんには独特の雰囲気がある方だと感じました。成毛さんの、興味を抱くことへトライするその心の強さが、羨ましくもあり、逃げて、避けようとする自分に 喝 を入れて頂いた気持ちになりました。
次回のゲスト
ラ・ロシェル オーナーシェフ 坂井 宏行
フランス料理「ラ・ロシェル」のオーナーシェフ・坂井宏行、68歳。
テレビ番組「料理の鉄人」で一躍その名を世に知らしめ、日本一有名なフレンチの料理人である。
17歳でフレンチの道に入ったが、ここに辿りつくまでの道のりは決して平たんだったわけではない。
貧しかった少年時代。手に職をという母の教えを守り、一流の料理人になるためひたすら仕事に没頭。ゴルフを始めたのは40代後半になってから。
それまでは心血のすべてを、フレンチを極めるために注いできた。
そんな坂井のゴルフライフとは?