北村がゴルフと出合ったのは事務所のボスが大のゴルフ好きで、半ば強制的に始めたことがきっかけ。
野球に自信のあった北村だったが、初ラウンドはボロボロで、ボスからも馬鹿にされたことが悔しくて猛練習を開始。2か月ほどで100を切るほどの腕前となる。
北村の練習方法は短時間に集中して行い、1回の練習で50〜80球しか打たない。数を打つことよりも毎日打つことの方が大切だという。
一見頑固に見える北村だが、人からのアドバイスはすべて聞くようにしているという。
ゴルフを始めた当初は、下手な人から教えてもらうことが嫌で、シングルもしくはプロの意見にしか耳を貸さなかったという。
アドバイスしてくれる人は数多くいるが、とりあえず全部聞いておいて、知識として蓄える。その中から自分に合ったものを実践する。
トラブルになったときや悩んだときに、いつか役に立つかもしれない。その時はいつ来るかわからないので、備えておくことが大切。
弁護士の仕事も過去の判例や歴史を知っておくことで、役に立つことが少なくない。
引き出しを多く持っておくことで、心にゆとりが生まれて、有利な状況を作り出すことが出来るのだ。
北村の言う「引き出しは多ければ多いほどチャンスが生まれる」にあなたは何を感じるだろうか?
今回のゲスト
弁護士 北村 晴男
「行列のできる法律相談所」をはじめ、テレビでもお馴染みの北村は7人の弁護士が所属する事務所のトップとして、生命保険など一般民事を中心に、常に50件から60件の案件を抱えており、非常に忙しい毎日を送る。弁護士という職業から一見スポーツとは無縁に見える北村だが、高校時代は甲子園を目指す高校球児であり、現在は忙しい合間を縫ってゴルフの練習に週5回も通うほど打ち込んでいる。
54歳になる現在もゴルフが上達しているという北村がゴルフから学んだ「グリーンの教え」とは?