番組では初となるハンディキャップ1の腕前を持つ社長が登場!
ゴルフメーカー、マルマン株式会社の出山(いでやま)泰弘氏だ。
ゴルフとの出会いは小学5年生。父親のクラブを借り、田んぼで刈った稲の株をティー代わりに遊んでいたというが、本格的にゴルフの魅力にとりつかれたのは13歳の時。近所の橋本カントリークラブで行われた日米対抗ゴルフを観戦。海外の並みいる強豪のパワーゴルフを横目に、杉原輝雄プロの“寄せワン”に徹する堅実なゴルフのプレースタイルに引き込まれる。杉原プロは、その大会で見事優勝!「こんなゴルフもあるんだぁ…」と感銘を受けると共に、ゴルフの奥深さ、楽しさを知る。
運動神経の良さもあり、中学時代に経験した初ラウンドはハーフで40台。大学ではゴルフ部に入部し、1年の秋からレギュラーに4年生の時にはキャプテンを勤める。しかし、プロになることはなぜか考えたことがなかったという。
苦戦した就職活動を経て、新卒でマルマンに入社。せっかくのゴルフメーカーでの仕事というのに、忙しい日々や資金面でもままならず、ゴルフとは遠ざかる日々を過ごしたが、20代後半のある転機によって、ゴルフを楽しめる状況に再び身を置けるようになった。その転機とは一体なんだったのだろうか。
今年1月に社長に就任。競争が激化するゴルフギア業界で、出山氏が仕掛ける経営戦略とは一体?近年は競技ゴルフでも実力を発揮している氏のプライベートのゴルフライフにも迫る。