異色の経歴を持つ大学教授、平田竹男氏。
大学卒業後、通商産業省(現経済産業省)に入省。通産省でスポーツビジネスの拡大を検討している過程で川淵三郎氏と知り合い、Jリーグ発足に尽力。日本サッカー協会国際委員として、ワールドカップ日本招致にも携わる。2002年に退官し、日本サッカー協会専務理事に就任。現役官僚からの転身として話題となった。
2006年からは早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授に就任。生徒には、野球の桑田真澄氏、元サッカー日本代表の相馬直樹氏、プロゴルファーのタケ小山氏など有名スポーツ選手も多い。
サッカー以外にも、日本陸上競技連盟理事や日本プロテニス協会常務理事なども務めており、きっとスポーツ万能の人物に違いないと思ってしまうが、実際のところは…?!そして、昨年は50回もプレーしたというゴルフの腕前のほどは?
通産省からサッカーの世界へ、そして教育の世界へと、その活躍の場を移してきた平田氏。その経緯やスポーツに対する想い、また日本のスポーツ振興についてなど、多岐に渡ってお話を伺っていく。