言わずと知れた映画監督・黒澤明氏の長男、黒澤久雄氏。成城大学在学中にフォークバンド「ブロード・サイド・フォー」を結成し、「若者たち」が大ヒット。テレビタレント・司会としても活躍。映画「乱」からは、父が監督する作品にプロデューサーとして関わり、「夢」、「八月の狂詩曲」、「まあだだよ」もプロデュースした。現在は、黒澤プロダクション、黒澤フィルムスタジオ等の代表取締役社長として、黒澤作品の著作権管理を含めた経営にあたる一方、プロデューサーとして様々な文化活動を展開している。
黒澤氏とゴルフの出会いは小学生の時。ゴルフ好きだった父・明氏が庭でゴルフ練習をしているのを見て、マネして遊ぶことから始まった。
近所の砧ゴルフ場に通うようになると中村寅吉プロから直接指導を受けることも。高校時代には全日本ジュニアに出場するほどの腕前に上達。さらにアメリカ留学で腕を磨き、才能が開花。50歳過ぎからの10年ほどは、シニアツアーにも参加していたという。
最高ハンデは3、現在もハンディ7のシングルプレーヤーの黒澤氏。ゴルフ好きだった父・黒澤明氏とのエピソードや、中村寅吉プロはじめシニアツアーで戦ったプロたちとの親交、ご自身のゴルフライフについて詳しくお聞きしていく。