ナブテスコ株式会社は、それぞれ長い歴史を持つ帝人製機株式会社と株式会社ナブコが2003年に統合して生まれた会社。制御技術によりモノを動かす「モーションコントロール技術」を核に、鉄道、航空、自動車などの輸送分野から、ロボット、建設機械、自動ドアなどの産業・生活・環境分野にいたるまで、広範な領域で事業を展開している。
産業用ロボットなどに使われる精密減速機という部品では世界シェア約60%、飛行機の姿勢制御システムは国内シェア100%、鉄道用ドア開閉装置では国内シェア約70%など、多岐に渡る製品で高い市場占有率を誇るグローバル企業だ。
代表取締役社長 小谷和朗氏がゴルフを始めたきっかけは、上司の「酒、マージャン、ゴルフ、英語の4つのうち、3つはやれ」という言葉から。その後、ゴルフにすっかりハマったのは、インドネシア赴任時代。治安の問題もあり、仕事かゴルフしかできないという状況に見舞われ、年間100回以上ラウンドした数年間があったという。
小谷氏のゴルフに特徴的なのは、徹底したデータ分析。スコア、パーオン率、バーディ率など、様々な数値をデータベース化し、事前研究や予習に役立てているという。仕事もゴルフも事前研究・予習が大事。ただしデータに頼りすぎるのもダメだと話す。
小谷氏のゴルフライフやビジネス哲学を詳しくお聞きする。