“和の料理人”といえばこの人。「銀座ろくさん亭」主人の道場六三郎氏。
道場氏がゴルフを始めたのは昭和32年頃のこと。当時、料亭・赤坂常盤家で「煮方」をしていた道場氏は、近くにあった虎ノ門ゴルフ練習場で仕事の合間に練習。料理人仲間にはゴルフをしている人は全くいない時代だったため、よく「生意気だ」と言われたそうだ。初ラウンドは世田谷区砧のコースで。ハーフのプレー料金が980円だったというから驚きだ。
もともと体を動かすことが好きだった道場氏は、とにかく熱心に練習を重ね、ゴルフの腕はめきめきと上達。周りの人にも「ゴルフやろうよ」と積極的に声をかけ、料理人界のゴルフ人口も増加した。ゴルフでの交友は広く、柴俊夫さん、舘ひろしさんら芸能人もゴルフ仲間。女子プロとの交流も多い。
昨年は年間150ラウンドまわり、ますます充実している道場氏のゴルフライフについて詳しく伺うほか、料理人としての山あり谷ありの人生、そして料理とゴルフの共通点などについて、司会の石川次郎がお聞きしていく。