ポテトチップスなどのお菓子が入っている筒型のパッケージや糸・各種フィルムの捲き取り芯に代表される、「紙管」と呼ばれる製品をはじめ、各種包装資材、プラスチック製品、パウチ容器など、総合パッケージメーカーとして90年の歴史を誇る、株式会社 昭和丸筒。会長をつとめる佐藤潤氏は、もうひとつ、JGA 日本ゴルフ協会の規則委員会用具部会委員という顔を持っています。 JGA用具部会とは、ゴルフ用具についてR&Aと連携し、用具規則の啓蒙・普及を行うための部会です。
地球物理学の博士号をもち、二度にわたってケンブリッジ大学での研究員をつとめていたという佐藤氏は、根っからの「理系」人間。昭和丸筒の業務でも、材料科学をはじめとした技術や数字に裏打ちされた論理性は当然必要。その「理系」のセンスをゴルフ用具規則の理解と普及に活かすことを期待され、2006年に佐藤氏は委員に就任しました。 一般のゴルファーにはあまり知る機会がない、JGA用具部会の活動内容とはどんなものなのでしょうか?ほか、ゴルフギアに関する規制の背景や、ご自身のゴルフライフ、ビジネス哲学まで、司会の石川次郎が2回に渡って佐藤氏に詳しくお話を聴いていきます。