大阪に本社を置くゲームソフトメーカー、株式会社カプコン。「ロックマン」「ストリートファイター」「モンスターハンター」など数多くのヒットゲームを開発・販売。ゲーム「バイオハザード」のハリウッド映画化に代表されるような、コンテンツの多面的展開、グローバル展開も積極的に行っている。創業者であり、現在は代表取締役会長兼ＣＥＯの辻本憲三氏。1983年、現在のカプコンを創業。ゴルフとの出逢いも創業まもない40代前半の頃。仕事仲間の知人に勧められて始めたが、年に数回コンペに出る程度で終わっていた。

ゴルフ熱が高まったのは50代後半になってから。還暦になるまでの目標を、ゴルフではハンディ9、仕事では東証1部上場に設定。ゴルフは練習に励んだ。その結果、12月の誕生日前の11月にハンディ8を達成。会社も10月に東証１部上場を果たし、還暦を待たずに両方の目標をクリアしたというから凄い。そんな辻本氏は、「ゴルフと仕事、ひとつだけ全く違う点がある」と語る。果たしてその意味するところとは何か？今でも週に１度はラウンドをまわるという辻本氏。カプコンの業務とは別に、ナパ・ヴァレーに所有するワイナリーでワイン作りに取り組むなど、その情熱は尽きることがない。そんな辻本憲三氏のゴルフライフとビジネス哲学に司会の石川次郎が迫る。