グリーンの教え Wisdom of Golf 毎週土曜日23時00分

#133『進歩を止めるボトルネックを見つけることがビジネスでもゴルフでも重要』葉田順治(エレコム株式会社 取締役社長)

マウスやメモリをはじめとするパソコン・デジタル周辺機器メーカーのエレコム。取締役社長の葉田順冶氏は1986年にエレコムを創業。競争の厳しいIT関連業界の中で確かな商品力を武器に進化し続けている。
葉田氏は大学卒業後、家業の製材業へ進む。トンネル掘削用の工事材木で成功したのもつかの間、コンピュータ制御の方法を取り入れた新しい工法により木材の需要がゼロに。コンピュータにリベンジしてやろうと葉田氏はエレコムを創業。

そんな葉田氏とゴルフの出会いは、叔父の影響で3歳の頃。しかし訳あって「ゴルフだけはやめておこう」と距離を置くことに。33歳で起業し、その後も仕事一筋。会社が軌道に乗り始めた40代後半、ようやく葉田氏はゴルフと真剣に向き合うようになった。
遅い年齢でゴルフを始めた場合、一般的には上達しづらいとは言われるが、葉田氏は8年間程度でシングルの腕前にまで上達。キーポイントは「ボトルネック(欠点)を見極めること」という。「失敗するのが楽しい」とまで話す葉田氏のゴルフ上達術や、ゴルフと共通点も多いという独自のビジネス哲学に司会の石川次郎が迫る。