「東方見聞録」「金の蔵」、最近では「東京チカラめし」でおなじみの飲食店チェーン、三光マーケティングフーズの代表取締役社長・平林実氏。
平林氏とゴルフの出会いは大学生時代。アルバイト先の飲食店のマスターに連れて行ってもらいラウンドしたのが初ラウンド。
夏休みにジーパンでまわった2回目のラウンドではハーフ42を記録した。
大学卒業後はアルバイト先のレストランに就職。24歳で神田駅のガード下にレストランを開業。その後、居酒屋「だいこんの花」をオープンしたのに始まり、様々な業態の飲食店経営を手掛け、会社は急成長した。
「仕事にしても何にしてもポジティブにストイックに行くべき」と語る平林氏は、ゴルフにももちろんストイック。ゴルフに目覚めたのちは、お店のオープン前の時間をうまく生かし、昼間はゴルフ練習場でボール拾いをし、タダで練習するのが日課。競技志向ではないが、自然にハンディ2の腕前になったという。
そんな平林氏を襲ったのがパターのイップス。イップスとは、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなることをいう。
イップスによりフックラインが打てなくなり平林氏を悩ませたが、それを克服しようとした努力は彼のビジネスに対する姿勢と同じくポジティブでストイックそのもの。
そんな彼が社員に掲げるのは「仕事のストーカーになれ」というもの。
チャレンジ、ポジティブ、そしてストイックという言葉がふさわしい平林氏のビジネス哲学と、彼のゴルフライフに司会の石川次郎が迫る。