高校時代は野球に熱中していた竹林隆光氏だが、「個人競技がしたい」と思ったのがゴルフに転向したきっかけ。野球以上にのめりこんだ結果、英語研修と称してカナダ留学。しかしその実態はゴルフ三昧。お金が尽きてしまった時に彼がとった驚きの行動とは!?
そして「クラブを作る仕事がしたい」と考えたのも大学入学後のこと。同じゴルフ部の強者に勝つには道具の改造を覚えた方が有利と思ったのがきっかけ。
大学卒業後は、横尾製作所にて一気にクラブ作りのノウハウを身につけ、設計もまかされるようになる。
31歳で(株)フォーティーンを設立し独立。当時世の中を席巻した日本初の「中空アイアン」を生み出した。
革新的過ぎて受け入れられなかった「中空アイアン」の売り出し方も竹林らしい戦略で日本中に広め、その後世界でも認められトッププレイヤーが多く使用するようになる。
ほかにもウェッジなど、独自の新しい理論や方法論をもって数多くのヒット作を開発し、世界のゴルフ界を動かして来た竹林。さらに今回はデザイナー目線でのクラブ選びのコツも披露してくれる。