16歳と8ケ月で当時の史上最年少プロとなり、1979年の全英オープンを皮切りにメジャー大会で5勝。さらにアメリカとヨーロッパのPGAツアーで通算49勝をあげている。バレステロスが優勝以上にその存在感を示し続けたのが、彼のゴルフスタイル。
彼は、人々の予想をはるかに超えた攻撃的なゴルフで世界中を熱狂させた。
ベン・クレンショーは失敗しても、必ずピンを狙いつづけるバレステロスについて、こう言い残している。
「バレステロスの辞書にトラブルという文字はない」
果たして、セベ・バレステロスが残した「常に目標までの仮想トンネルを思い描くことだ。そうして理想のショット像をくっきり作り上げる」とは、どのような意味を持つのだろうか…
今回のゲスト
見城徹(幻冬舎社長)
1975年角川書店に入社。その後、数々のヒット作を生みだし、40代で取締役編集部長まで務めた後、退職し、出版社「幻冬舎」をたちあげる。1993年、幻冬舎を立ちあげて、これまで16冊のミリオンセラーを出版。何故、そんな奇跡のようなことをなしえたのか‥
そこには、業界の異端児と呼ばれる見城の、熱い思いと、彼独特のリスキーともいえる戦い方が隠されていた。
見城は言う、「圧倒的な努力がなければミリオンセラーは生まれない。」