ジャック・ニクラウスは19歳でプロに転向。そのルーキーイヤーに、初優勝‥ しかも、それが4代メジャー大会の1つ全米オープンだった。彼の輝かしいキャリアはこうして始まった。ニクラウスの通算成績は4大メジャー大会に18勝、賞金王に輝いたのが、実に8度。
その陰には想像を絶する過酷な練習があったといわれている。それにもかかわらず、「ラッキー」という言葉を使ったニクラウスにはどんな思いがあったのか。晩年、彼はこう言い残している。
「今になって誇りに思うのはどんな事態にも精神的に自分を保てたこと」
ニクラウスはそれを「ラッキー」と表現したのだろうか
果たして、ジャック・ニクラウスの残した言葉、「一生懸命練習すればするほどラッキーはたくさんおきるのさ」とは、どのような意味をもつのだろうか…
今回のゲスト
三浦雄一郎(プロスキーヤー)
1964年 イタリア・キロメーターランセという世界的なスキーの祭典に日本人として初めて参加し、当時のスキー滑降スピード世界記録を樹立。1966年 富士山の頂上付近から時速160キロで滑降。1970年 エベレストの8千メートル地点からのスキー滑降を成功させた。1985年までに世界七大陸の最高峰からのスキー滑降を達成し、2008年 75歳で再びエベレスト登頂を成功。冒険家、三浦雄一郎にとって、ゴルフとはいかなるものなのか?