トム・ワトソンはスタンフォード大学卒業後、すぐにプロに転向。
3年後の1974年には、ウェスタンオープンでPGAツアー初優勝。
その後もワトソンの快進撃は続き、1977年から80年にかけて、4年連続で賞金王を獲得し、名プレイヤーへの仲間入りを果たす。
トム・ワトソンはその後シニアツアーでも12回の優勝を重ね、昨年、2009年には全英オープンに挑戦。最終日の最終ホールまで首位を守ったが、結局2位に終わり、59歳での史上最年長メジャー優勝を逃したことは記憶に新しい。
彼の残した言葉、「成功の確率を倍にしたければ、失敗の確率も倍にすることだ」という言葉は果たして、何を意味するのだろうか。
今回のゲスト
衣笠祥雄
広島東洋カープの大スター衣笠祥雄。
彼は1970年から1987年までの17年間、2215試合、連続出場を続けた。
鉄人と呼ばれた、衣笠。1979年には左の肩甲骨を亀裂骨折、しかし彼は翌日代打で登場し、ジャイアンツ、江川卓投手の投げる球に、くらいつくようにフルスイングを続けた。
衣笠が挑んできた、壮絶な戦い。
「ここぞという勝負」とは トップアスリートに何をもたらすのだろうか