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冒険家：辛坊治郎

芸人、東野幸治
暴風、降りしきる雨荒れ狂う海の上にがいた
漆黒の海に飛び交う怒号そんな緊迫した状況でも東野は胸躍らせていた…
そう、東野が挑んだのは風の力で海を渡る、ヨットでの航海。

今回の冒険家はキャスターでありながらヨットに魅せられ、
太平洋に臨んだ男日本でも数える程しかいない
ヨットでの 「太平洋単独無寄港横断」 を成功させた辛坊治郎

大阪・淡輪 (たんのわ) ヨットハーバーから
アメリカ西海岸のサンディエゴまで9000キロもの
道のりをおよそ70日かけ単独、無寄港で横断
さらにサンディエゴ到着からわずか6日後
日本に向け再出港し見事ヨットでの 「太平洋単独無寄港横断」
「太平洋往復」 を果たした

死と隣り合わせの太平洋横断なぜ命をかけてまでその冒険に挑んだのか
その知られざる辛坊治郎の人間性に東野が迫る


辛坊は実際に太平洋横断で使われたヨットを用意
太平洋横断でおよそ130日間を共にした唯一無二のパートナー
「カオリンファイブ」に東野が乗船

今回のルートは岡山県 日生 (ひなせ) 港から出港し13の島々からなる
日生諸島を南に抜け小豆島の北の海域へ
およそ14マイルの224キロの航海を設定してくれた

船は大きく揺れているが広いエリアへ
ここで…ついに東野が舵を握る。


2013年、全盲セーラー岩本光弘と挑んだ一度目の太平洋横断の時のこと
出港からわずか5日二人が乗るヨットはクジラに衝突し、座礁。
結果、海上自衛隊に救助され当時は 「無謀な挑戦」「税金の無駄遣い」など
批判的な意見が浴びせられた
死んでいてもおかしくなかった大事故その全貌を東野に語ってくれた。

冒険のクライマックス、辛坊と東野でセールオン ゴールへ向かう！

荒れ狂う海、自然の厳しさにも見舞われたがヨットでの航海に東野は心震わせていた。